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診療科目

管楽器奏者の歯科治療


プロ、アマを問わず管楽器奏者にとって歯の治療と云うのは重大事です。
特に前歯の治療では唇側面の豊隆や歯軸の傾斜,歯と歯の間隙が演奏に大きく影響します。できれば楽器演奏経験のある歯科医師に治療してもらいたいと思うのは当然のことでしょう。私は中学校以来現在まで30年近くホルンを吹いています。
歯科医になってからこれまで小学生からプロまで何人もの管楽器奏者の治療をしてきました。虫歯、歯周病、義歯、矯正、前歯の並びが悪いため演奏時に前歯につけるアダプターの作製なども行っています。

「虫歯の治療を受けたいけど楽器の演奏に影響してはやだな〜」

「歯並びが悪くて楽器が吹き辛いけど健全な歯を削るのは嫌だ」

「小学校で吹奏楽を始めたけど歯並びも治したい」

「楽器を吹くと顎が痛くなる。他のパートに変われば吹奏楽を続けられる?」

と云う方、是非ご相談ください。

虫歯治療

基本的には一般の治療と変わりありませんが、かぶせる場合は吹きやすい形にできるように仮歯を入れて十分に形態を吟味してから最終製作に入ります。

歯周病治療

これも基本は一般の治療と同じですが、動揺歯(グラグラする歯)の固定が必要な場合は十分に気をつけないと食べるには問題ないけど吹き辛い事になりかねません。また、歯磨き法が誤っていると歯や歯肉をすり減らしてしまい、歯間に空隙ができて息が真っすぐ出なくなる事もありますので磨き方から気をつけていきます。

義歯、ブリッジ

もし歯を無くしてしまった場合には義歯やブリッジが必要になります。ブリッジでは形態の問題が重要なのは当然ですが、固定の仕方によっては呼吸に重大な影響を及ぼしますので注意が必要です。噛み合わせ治療と同じ様にシビアな調整をしていきます。義歯に関しても同様ですが、欠損の歯数が多い場合は
演奏専用の義歯を作る事をお勧めします。

矯正治療

最近は小学生の吹奏楽部員で歯並びを気にする方も増えています。矯正装置を入れると楽器が吹けなくなるのでどうしたらいいかと相談される事も多くなりました。その場合、可撤式の床矯正装置を使用して矯正していきます。楽器演奏中は装置をはずす事ができますので、練習に支障ありません。

アダプターの作製

前歯の並びがでこぼこしていてマウスピースの位置が安定しない金管楽器奏者、舌の前歯の高さが不揃いでマウスピースをくわえると唇が傷ついてしまうクラリネットやサキソフォン奏者の方。歯の状態に合わせた材料、形態でお望みのアダプターを作製致します。(写真)

顎関節症

クラやサックスでは他の楽器に比べて顎を開けて演奏するため、顎偏位のある方や咀嚼筋に緊張のある方は演奏中に顎の痛みが出る事があります。全身のバランスを見ながら口腔周囲筋のバランスを整えていきますが、状態によっては楽器の変更を進言する事もあります。

(おまけ)

中敷き

ほとんどの楽器では演奏中の姿勢は左右非対称になります。そのため、演奏後に肩こりなどを訴える奏者も少なくありません。私もホルンで2曲程吹くと
右の肩から背中にかけてが痛んでいました。そんなときCBS(噛み合わせ治療参照)のセミナーで知った靴の中敷きを使用してみたところ、全く痛みが出なくなりました。それだけでなく、音抜けも良くなり周りの仲間もびっくりです。床に置いた中敷きに乗っかっただけで瞬時に音抜けが良くなり、とても楽に吹けるようになりました。木管楽器の仲間に試してもらっても、かなりいいと評判です。マウスピースや頭部管を交換するより遥かに安価で音が良くなり、しかも演奏後の疲労が少ないと云うおまけ付きです。気になる方はお試しください。(写真)
他にも、同様の効果のある靴もあります。興味のある方にはご紹介致します。

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